変形性股関節症のこと

変形性股関節のこと Vol.12(「エゴスキュー」2回目へ)

エゴスキュー2回目

変形性股関節のこと Vol.12(「エゴスキュー」2回目へ)

今回のブログはこれまでの「変形性股関節症 Vol.1~11」の続きになります。
「変形性股関節のこと」シリーズVol.1はこちら
前回の記事「変形性股関節のこと Vol.11」はこちら

始めてから5週間!


2018年1月24日に股関節の痛みがで始めて、2020年5月31日に第1回目のエゴスキューの個人セラピーを受けるまで、2年4ヶ月弱ずっと悩み続けてきた股関節痛でしたが、「E-サイズ メニュー」を朝毎日始めてからみるみるうちに筋肉が目覚めていくのを感じ、それに合わせて痛みも改善していきました。


正直、ここまで体が変わるとは思っていませんでした。


「変形性股関節症のこと Vol.3(自分で治す!!!)」で書いた、痛みについてトイレブラシに例えたもので再度考えると、グラグラしないように周りを支えるトイレブラシケースが強化されていく感じです。

「変形性股関節のこと Vol.3(自分で治す!!!)」はこちらをご覧ください。


エゴスキューを始めてからは、寝ている間の痛みは全くなくなりました。2年以上、寝ている間中、ずーっと痛みを感じながら、どこに足を置けば痛みがなくなるのかを探しつづけていたのが嘘のようです。
「奇跡が起きた」と本気で思いました。深く眠れるというのがありがたく感じました。


日常の生活の中では、階段で痛むことは全くゼロではありませんが、ほぼなくなりました。
歩く時は、荷物によってなのか、歩く時間によってなのかはわかりませんが、痛むときがまだありました。
痛む時は必ず腰も張っている感じがあります。腰と股関節が張って重くなっていく感じです。この腰と股関節の症状はまだ残ってはいましたが、それでも歩く時の痛みもとても軽くなりました。


まさに私にとってエゴスキューは救世主となりました。
それと同時に、1つ1つの「E-サイズ」の目的を理解しようと意識し、筋肉と対話しながら、毎日実践できた自分に対しても、「やればできるんだな、えらいな」と思って、褒めてみました。
思えば、エゴスキューの初回に申し込む前は、今までジャンルを問わず、「1人で頑張る系」の講座などをきっちり続けられたことがなかったので、今回も同じように続かないのではないか?と消極的になり、二の足を踏んでいました。
あのまま、消極性に流されてエゴスキューを始めていなかったと思うと怖いくらいです。そう思うほど、たったの5週間で私の足は変わってくれました。

 

エゴスキュー氏の言葉


エゴスキュー氏の本に以下の文章が載っています。


エゴスキュー・メソッド®の成功率は95%です。なぜ、これほどの高い成功率を誇るのかというと、E-サイズを自宅できちんと実践する人は、自分の力で自分をよくしようと決意し実践することで、自分の中にある「自己治癒力」という素晴らしいパワーにもスイッチを入れることになるからです。

決して私があなたを治すのではありません。


これに対して、よくならないという残りの5%の人は、時間がないなどの理由で、思いついた時に少しだけやったり、または、全くやらなかったりする人たちです。自分で自分をよくしようと努力しないのですから、効果が出ないのも当然です。


自分の体のことは、すべて自分に責任があります。ですから、自分で根本問題を解決し、痛みをなくし、元気になるしかないのです。



このメッセージに、私はドキッとしました。
変形性股関節症と診断されてからずっと、私は「どこかの腕の良い先生が、この足を治してくれるのではないか?」と思っていたのです。そうして、整体に行ってみては、改善がない・・・ということで、次の方法を探していました。


今回のエゴスキューに関しては、事前に「教わったE-サイズを毎日自宅でやる」という人任せではいられないメソッドであることを知らされた上で、覚悟を持って行きました。
そして、5週間ほぼ毎日自分で「E-サイズ メニュー」を行っていき、体もそれに応えてくれました。「必ず朝に」と決められていたのもよかったと思います。
「1日のうちどこかで」などとふわっと言われていたら、毎日はできなかったように思います。


毎日体が変わっていくうちに、エゴスキュー氏の言うとおり、「自分で自分を治すしかない」と確信していきました。
ただ、「自分で自分を治す」とは言っても、ゼロから全て自分で治す必要はなく、1人ではどうやって治していったら良いかわからないので、「自分で自分を治す」ために多くの専門家の力を借りるというのが理想の治療法ではないかと思います。


自分の外来でのスタンスも「治してあげたい」という気持ちから、次第に「患者さん自身が健康状態を改善していく」ことの手助けをするイメージに変わっていきました。
まだ短期間ではありますが、そうすることで、より治療効果が良くなるように感じます。まだまだ時間をかけてみていきたいところです。

エゴスキュー2回目


エゴスキュー初回から5週間後の2020年7月5日、2回目のエゴスキューの個人セラピーの日がやってきました。
自分ではこの5週間でずいぶん体が改善したように感じましたが、実際はどうなのか、気になりました。
写真撮影は1回目と8回目に行うので、今回はありませんでした。
歩き方のチェックと、体のバランスのチェックを受けます。
私の体はまだまだ歪みと左右のバランスの悪さが残っていました。2回目ともなると、「E-サイズ」の実践で、体がどんどん改善していくことを知っているので、体の悪いところが残っていると、これからさらに自分の体が良くなる可能性を秘めていて、むしろうれしくなります。


セラピストさんと1回目の運動を振り返り、疑問点を解消していきました。
今回は、歩き方チェックの際に、足音が気になるという指摘を受け、そこが改善するようなメニューに、そして前回よりも少し強度をあげた「E-サイズ」を入れるということでメニューを組んでもらいました。
新たなメニューを得て、次回4週間後のセラピーまでまた毎日続けていきます。

帰り際、その日担当してもらったセラピストではない、別のセラピストさんとすれ違いました。すると、「今日スタジオに来た時と歩き方が変わったね」と言われました。そう言われると、スタジオに到着した時に一度そのセラピストさんとすれ違ったことを思い出しました。「良く見てるなぁ、さすがプロだな」と思いました。
さらにその後、そのセラピストさんに、「どうしてそんなにふくらはぎが痩せているの?」と聞かれました。


私は、長いことふくらはぎが太いのがコンプレックスの1つでした。
ブーツはふくらはぎで止まるので履けないし、ずっと太いと思い続けてきた「ふくらはぎ」を痩せていると表現されたのです。
信じられなくて私は、「いやいや、太いですよ、みてください」と言って、カチカチにした内側のふくらはぎを叩いて見てもらいました。
そうすると、「いやいや外側」、すごく痩せているよ。」と言われました。
「外側?!」またもや新たな視点がやってきました。

腓腹筋



ふくらはぎは「下腿三頭筋」と呼ばれる3つの筋肉からなっています。そのうちの1つはヒラメ筋で、残りの2つはヒラメ筋の上を覆うように左右に分かれている「腓腹筋」です。
「腓腹筋」は外側にもあったことをすっかり忘れていました。これまで私は「ふくらはぎ」を意識する時には、内側ばかりを意識して、外側を意識することはまずありませんでした。
また一つ眠ってしまっている筋肉を発見しました。これからは「腓腹筋外側頭」さんにも話しかけて、少し眠りから覚めてもらおうと思います。


今回も、最後までご覧いただき、ありがとうございました。
エゴスキューの個人セラピーの2回目を終えて、また新たな発見がありました。次回のブログでは、4週間後の3回目のセラピー(つい最近2020年8月5日に終えたばかりです。)について書いていこうと思います。
これまで2018年1月24日からの変形性股関節症との記録を書いてきましたが、ようやくブログが今に追いついてきました。今後は今進行中のことを書いていくことになりそうです。
次回も、読んでいただけたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。


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ABOUT ME
Dr.K
都内在住の30代女性。 内科医として、西洋医学・東洋医学を学び、現在都内で勤務医をしています。 自身が幼少期から気管支喘息、アレルギー体質であり、また大学時代の左前十字靭帯断裂後手術を受け、そして現在、変形性股関節症と向き合っています。 このブログでは、私自身が抱える健康問題に関して、西洋医学・東洋医学・代替療法・民間療法・スピリチュアル的なアプローチなど、興味が湧き、自分で納得したものを取り入れ、その結果をシェアしていきたいと思います。ゆくゆくはHolistic(ホリスティック)医学(=人間をまるごと全体的にみる医学)を提供できる医師を目指しています。